在り処

造形研究科 美術研究領域

佐藤 来夢

人形のようでありたい。しかし理想には遠く、人形は現実からの逃避先であった。
そしてそのような理想を求める私とは何者で、どこにいるのだろうか。
これまでずっと制作してきた球体関節人形の技法で等身大の自分を作ることで、自分自身を探し、知り、私は私を肯定できるようになったかもしれない。

在り処

軽量石粉粘土 自分の髪 油絵具 等 /指導教員:阿久津裕彦

造形研究科 美術研究領域

佐藤 来夢