COLORS
デザイン学科 メディアデザイン専攻領域
横山 立門
美術作品を鑑賞する楽しみのひとつに、色彩を見る、ということが挙げられます。
ならば、色に関する知識を深めることで美術鑑賞の楽しみに
さらなる味わいが生まれるのではないかと考えました。
そこで混色の仕組みをモチーフとしたゲーミフィケーションを企画制作しました。
illustlatorで素材を制作し、Unityを用いて実装しています。
COLORS
ゲーム /指導教員:粟野 由美
デザイン学科 メディアデザイン専攻領域
ZOKEI賞受賞作品について
謎の工場に転生したキャラクターが、混色操作をしてダンジョンをクリアしていくRPG。PCゲームだが、バケツを被ったキャラクターであることから、現段階での難度ステージは色料の減法混色の仕組みを採用しており、色料の三原色のうち2色を混色する二次色の知識、原色と二次色を混色する三次色の知識が鍵となっている。また、今回の公開は正常三色型色覚者仕様だが、色覚多様性に対応したUIも用意しており、今後の展開においては正常三色型色覚者が色覚多様性に応じた混色を理解するインクルーシブデザインのステージも期待される。
(教授 粟野 由美)