大学院 修士課程
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造形研究科 美術研究領域
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展示風景
《記録》1日家にいた日は何をしていたのか全く思い出せない。他6点

1日家にいた日は何をしていたのか全く思い出せない。
screen print /panel.acryilc ink / 1303×2606mm

朝からティーポットを少し高くから落として割ってしまった。
screen print /panel.acryilc ink / 1455×1120mm

クローゼットの底からしわしわのズボンがでてきた。
screen print /panel.acryilc ink / 1030×727mm

screen print /panel.acryilc ink /指導教員:生嶋 順理
造形研究科 美術研究領域
ZOKEI賞受賞作品について
齊藤桜香の作品は、日常の習慣の繰り返しが人を形成することをテーマにした完成度の高い画面である。学生時代にコロナ禍で断絶した人間関係を経験し、社会に翻弄されながらも立ち上がる自分自身が背景にある。その日常習慣の繰り返しを毎日記録している。その記録を何度も繰り返し刷られたシルクスクリーンのインクの積層によってものに現した。刷りの繰り返しにより偶発的に欠けたり埋まったりする記録の上に、最終的に日常的なものの図像が刷り込まれている。幾重にも正確に繰り返し重ねられた高度なシルクスクリーンの刷りとその過程に起きたアクシデントまで取り込まれていくことで、リアリティを持った優れた画面となっている。
(教授 生嶋 順理)