造形学部 デザイン学科
大学院 修士課程
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造形研究科 美術研究領域
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musica #cell

位相す。

ベルガマスク#2

paper#cell

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キャンバスを細胞膜に見立てている。それは内と外を分つだけでなく、視覚の伝達を行う能動的な膜として、鑑賞者の視線を通しイメージを広げる役割を与え制作した。音楽的な絵画現象(非平衡状態)を、フレームに運び入れることで枠組みによって固定化し、流動が止まり(平衡状態)作品へと着地させる事を試みた。
oil on canvas /指導教員:宮﨑勇次郎
造形研究科 美術研究領域
ZOKEI賞受賞作品について
白井は「日本における抽象絵画とは何か」をテーマに掲げ、粘菌や岩壁といった微小な生態系を五感で捉え、身体に取り込むように制作を行っている。絵具の積層によって構築された画面は、対象を観察し、その生命力を移し取った痕跡そのものである。
修了制作では、展覧会活動を経て見出した「間」の重要性に基づき、制作過程で生まれたフレームを鑑賞者の想像力が介入する「余白」と定義した。多様なサイズの絵画とフレームを空間に配置させることで、「絵画・人・空間」の境界を緩やかに融合させていた。これにより鑑賞者は、絵具や生命の一部になったような体験をすることが出来き、絵画がもつ枠を超えた表現として高く評価できるものである。
(教授 宮﨑勇次郎)