造形学部 デザイン学科
大学院 修士課程
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美術学科 絵画専攻領域
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幼い頃みんなの"苦しみ"を背負って自爆出来たら良いなと思っていました。大人になるにつれて死にたくなくなってしまいました。日々、たくさんの情報が流れていきます。どこかで誰かが亡くなったことを他人だからと何も感じないなんて出来ないのが私たち人間なのです。わたしはもう自爆を望めません。絵は自身を写す鏡だとよく言われてきました。自身の鏡=分身を使いこの地球に生きる同志の苦しみを背負いたいです。私たちは息をするだけで心が悲しみに浸されていきます。それは共感によって拭うことができることもあると確信しています。
アニメーション、立体、版画 /指導教員:生嶋 順理
美術学科 絵画専攻領域
ZOKEI賞受賞作品について
友澤春香は、自分自身の不安を見つめ制作している。広大な螺旋状の展示空間は、ペインティング、版画、立体、アニメーションなど様々な手法を駆使した大小数十の作品で構成されている。その簡潔で時にユーモラスな作品を巡ると、作者が自身の等身大の日常を見つめ、そこに浮かび上がる今を生きる若い女性としての不安を描きながら、決して分かり得ない他者へ、それでも伝えようとする健気な姿が見えてくる。現代の表現をよく学び、油彩画や版画の表現技術にも卓越した能力を持ちながら、それに依拠せず、自身の内的な表現の必然に従って手法を選び制作を続けたのは、自分が誰かに伝えたいことを真っ直ぐに思い続けているからである。
(教授 生嶋 順理)