百手經法機

デザイン学科 テキスタイルデザイン専攻領域

小笠原航太

 
「装置とふるまい」

 自作織機を祈りの対象とし、私的制作に公共性を持たせたいと考えた。織機は時間や秩序を司る装置であり、織物は「経緯の交差」という法に委ねきっている。本作は、産業革命期のフランスで職人技術を代替した機構に、東洋的な神仏の構えを重ねている。その狙いは「結論だけでなく前提を問う」ことにあり、本作を契機として、既存の視点が定まらない新たな領域へ踏み出すことができれば本望だ。

百手經法機

W:750 H:2300 D:820 木材 ステンレス アルミ 魚網糸 技法:鉄媒染 アーク溶接 /指導教員:清家 弘幸

デザイン学科 テキスタイルデザイン専攻領域

小笠原航太