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デザイン学科 インダストリアルデザイン専攻領域
「時」に「姿」を与える研究
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プロジェクションマッピングを用いた時の姿の表現。他 /指導教員:井関 大介
「時」とは、一体何なのだろう? 名取さんは、この問いに向き合って、4つの「時計」をデザインした。 それぞれの時計は、光沢のないアクリル板を重ね合わせて作られている。プロジェクターによって、白い光がその上に映し出されると、「時」という曖昧なものを、柔らかく立体的に見ることができる。そして、光は、文字盤の上をゆるやかに動く秒針に合わせて、かたちを変えていく。 私たちは、毎日、時間というものに縛られている。 しかし、「時」は人によって感じ方が違うものであり、はっきりとはしないものだ。 名取さんの作品は、自分の「時」を見つめ直すきっかけをくれる。 それは、新しい時計のかたちなのかもしれない。
(准教授 井関 大介)
ZOKEI賞受賞作品について
「時」とは、一体何なのだろう?
名取さんは、この問いに向き合って、4つの「時計」をデザインした。
それぞれの時計は、光沢のないアクリル板を重ね合わせて作られている。プロジェクターによって、白い光がその上に映し出されると、「時」という曖昧なものを、柔らかく立体的に見ることができる。そして、光は、文字盤の上をゆるやかに動く秒針に合わせて、かたちを変えていく。
私たちは、毎日、時間というものに縛られている。
しかし、「時」は人によって感じ方が違うものであり、はっきりとはしないものだ。
名取さんの作品は、自分の「時」を見つめ直すきっかけをくれる。
それは、新しい時計のかたちなのかもしれない。
(准教授 井関 大介)