dot CVS

デザイン学科 グラフィックデザイン専攻領域

清水 陽夏

ドット絵でコンビニエンスストアを表現しました。
想像の余地のないリアルな描写が流行っている中ですが、曖昧な表現や手がかりの中から自分なりに想像し補完することの面白さを感じて欲しいと思い制作しています。

dot CVS

インスタレーション /指導教員:小玉 文

デザイン学科 グラフィックデザイン専攻領域

清水 陽夏

ZOKEI賞受賞作品について

"鮮明すぎる高解像度の画像は、人の「想像力」を奪っているのかもしれない……。8ビットのコンピュータゲームを好む彼女は、その不鮮明なグラフィックゆえの「想像できる余地」に魅力を感じていた。今回の作品では、コンビニエンスストアという小さな空間に並んだ多様なパッケージデザインをドット化したことで、鑑賞者が低解像度の世界に入り込むような体験の効果が生まれた。
「色」は、商品パッケージにおける重要なデザインエレメントだ。本作では最低限の色面で、特定の(実際に販売されている)商品を表現しているが、全て何のパッケージなのか「判る」から面白い。人間は既知のデザインを瞬間的に認知しているのだと体感した。"

(助教 小玉 文)